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今年度のちょっとしたサマリー 〜ゼミ生から見る清水研の様子〜

更新日:2月17日

寒い日が続いているなか、清水研の第一期ももう少しで終わりになります。今年度、様々な課題、ゲスト講義、遠足などが豊かであって、とても楽しく過ごしました。振り返って考えると「こんなにやったんだ!」と少し驚いています。(笑)


今年度の全体的なトピックとしてはアートと動物・テクノロジー・ジェンダーの三つに関して様々な文献を読んだり、文章を書いたり、熱く議論したりしました。清水研では、レポートを毎回書いて発表してから対話するかたちをとっているので、声が大きい人(陽キャ)だけじゃなくて、だれもが声を出せる空間になっています。ノンネイティブ(日本語=外国語)の学生も数人もいるおかげで、多様なコミュニケーションの場でもあります。学生の関心もみなそれぞれで、アートやメディア・感触・病い・男性性・死・身体などジェンダー、ケア、フェミニズム、クィア理論、テクノロジー等々、多角的にディスカションをしています。


ゲストは百瀬文さん、明日少女隊と由本みどりさん、遠藤麻衣さん、菅野優香さん、杉田俊介さん、卯城竜太さん、高橋洋介さん、円香さん、石橋友也さん、エレナ・ノックスさん、そしてスザンヌ・レイシーさんなど、幅広く様々な専門の方々のお話を聞けて、とても貴重な講義で、勉強になりました。そして、鵜飼哲さん、高久潤さん、五野井郁夫さんをお招きしてパレスチナにめぐる討議も行いました。清水研のゼミ生や授業に参加する学生の皆さんの関心がそれぞれ異なっているおかげで、毎回、独特の面白さがあります。GAの中で、清水研に属しているリサーチコースの学生だけじゃなくて、キュレーションコースやマネジメントコースの学生も参加しているので、それらにまつわる談話もできたりします。


今年度は多彩な遠足もしました。夏の上野動物園をはじめ、秋にはASAPという留学交換プログラムで台湾は台北を訪れ、そして冬には立命館大学との合同ゼミで京都にも行きました。さらになんとデジタル遠足として、刑務所VRにも参加しました!


その他、アートと動物に関する授業では、学生たちが考えた「非人間動物服コンテスト」を催し、毎回「動物っぽい・非人間的な」服を着て授業に参加してみるというイベントもありました。助手も先生も参加して、撮影会をしたり遊び心溢れる清水研でした。


清水研に入れて、とても嬉しいです。これからも研究、清水研の活動も頑張っていきたいと思っています!以上が今年度のサマリーでした。今後ともよろしくお願いします!







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